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こちらはsite maneger の空中備忘録です。コメントはできません。 

 

時々リンクが超常的圧力で外れます。。。

 

 

6月4日

第64回春の院展京都展
 
春の院展京都展
京都高島屋グランドホール<7階>
平成21年6月4日(木) ~ 15日(月)
 
 

 

美人の宝庫・関西からお送りします。

 

関西での春の院展は長い間北浜の三越で催されていました。

2005年5月5日に三越大阪店が閉店し(2011年にはJR大阪駅裏にJR大阪三越伊勢丹店が完成予定ですが)

一瞬春の院展の行方が宙に浮きました。

しかし、京都高島屋での開催が決まり、京都市立美術館での本展巡回展と並んで今では京都の定番となりました。

今回は美術院から下田義寛先生、清水達三先生、松村弘嗣先生がいらっしゃいました。

恒例のギャラリートークでは先生方のお作品の解説を伺い、受賞作のご紹介~山田伸さん、後藤順一さんのお話と続きました。

描く難しさ、

と要約すると簡便になって仕舞いますね。

同人の先生方から末席までレヴェルの違いはあっても必ず抱える迷いと思います。

お話を伺いながら深く頷く方もいらっしゃいました。

さて、しかし、先生方が難しさをおっしゃいますのに一般入選者は何をどう発すれば良いか。。。

「制作中自己嫌悪で死ぬかと思いました」なんて事は言えませんし。

でも、

虫の息です。笑

 

 

北尾かおりさんと高幣佳代さん

 

 

 

宗形辰子さん「光に在る」

 

 

 

奥村佳代子さん「春愁の刻」

 

 

 

後藤順一さん「娟」の前で。右隣りは苦労が足りずに太ってしまった當川伸一さん。

後藤さんに「デブやんか~」と言われてました。爆

 

 

7階のグランドホールは天井こそ低めですが、通路や壁面が広く悪いアングルというものを感じさせません。

角にあっても照明が行き届いていますので壁面の影や圧迫感が少ないですね。

どの作品も日本橋三越よりやや明るく見えます。

京都はやはり日本画の懐が深いという印象を受けます。

高岡秀造さん、後藤さん、里見教さん・・・京都在住の皆様が何事にも穏やかに対応して下さるのは、

長い伝統の中から培われたお人柄なのかも知れません。

ご面倒ばかりお掛けします。有難うございます。

 

 

 

山口翠峰堂さん

 

こちらも京男の表具師さんです。いつもご無理をお願いしてます。

表具のお仕事のほんの一部ですが、HPトップBBS<Club des Esseintes>にUPしています。

BBS<Club des Esseintes> http://bbs2.as.wakwak.ne.jp/bbs.cgi

(入室にはパスワードが必要です。詳しくはHPsitemapへ。)

 

 

大丸心斎橋店の益田さん発見。

otsuで~す。 

 

 

 

 

デパ地下ショッピング

 

 

 

かつおのたたき  ¥742

京都高島屋と言えば西京漬けがナイスですが、かつおのたたきもおススメです。

 

 

 

川上晩酌盛  ¥400

軽く炙ると更に美味しい~♪ 剣菱でどうぞ。

 

 



 

 

第64回春の院展 図録

 

¥2500

表紙絵 / 同人・芸術院会員 清水達三先生「晨響」

 

恒例のサイン会で。

 


 

 

コンパクトカメラで撮影しましたので、画像が歪んで仕舞いました。

大変申し訳ございません。

次回からはちゃんと一眼レフで臨みたいと思います。

あ。

モザイクなしです。

それから、やっぱり画像がひとりで移動するみたいです。

記事中に不審な画像が挿入されている時は、散歩中って事で御容赦下さい。

 



9:26 GMT  |  コメント (0) の読み取り

4月4日

復興の街 / ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展
 

 
1995年1月17日am5:47
 
神戸が崩壊した。
 
都市の瓦礫と言うモノを見た事がおありだろうか?
 
昨日まで活き活きと動いていた街が、一瞬にして死んだ。
 
街は真っ暗で、闇の中に長田方面の火炎だけが赤々と渦巻いていた。
 
街と共に沢山の方々が亡くなり、もっと沢山の方々が生活を失くされた。
 
だが、茫然とする暇はない。殆ど自動的に街は生き残る為に動き始めたからだ。
 
「無事?!」
 
兵庫県内の院友の方々から携帯にお電話があった。その週の研究会に向けて大下図を作成している時期だったが、
 
それどころではない。
 
みんな生きている事が嬉しかった。
 
 
 
そう言う事も昔話として記せる様になった。
 
 
 
兵庫県立美術館はハット神戸と呼ばれる臨海の新しい街区にある。
 
前身は灘区の王子動物園向いにあった兵庫県近代美術館。安藤忠雄の設計で2002年に設立された。
 
小磯良平、小出楢重、竹内栖鳳、東山魁夷他海外ではロダン、ドガの彫刻等7000点以上のコレクションを所蔵する。
 
美術館の建つハット神戸は震災後神戸市が復興計画の一部として計画を進めた。
 
HATはHappy Active Townの頭文字。120haの街は防災センター、日本赤十字病院災害救急センターなどの
 
機能ビルが都心部では破格の余裕で建てられている。
 
その並びに県立美術館が建設されたのは象徴的だ。瓦礫の街が芸術を楽しむまでに復興したのだ。
 
 

   
 

 

3月29日、「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」の最終日に滑り込んだ。
 
絶対見逃せない絵があった。閉館間際だったので、兎も角目的の絵を捜した。
 
一つはアントニオ・デ・ペレダ・イ・サルガド「静物・虚栄」、
 
もう一つはヤン・アントン・フォン・デル・バーレン「花環で飾られた石造りのニッチの聖体顕示台」。

 

 

 アントニオ・デ・ペレダ・イ・サルガド「静物・虚栄」 

 

 

ヴァニタスvanitas「虚栄」と言うテーマは、中世静物画で非常に多く取り上げられている。
 
vanitasはラテン語で虚栄・空しさを意味し、旧約聖書<コヘレトの言葉>「なんという空しさ、なんという空しさ、
 
全ては空しい」にまで遡るそうだ。
 
物質の最も美しい見かけの裏には有限性と無価値の思想がある。
 
また、地上のなにものも 死の前には同等である。
 
ここには髑髏が大きな比重を持って普遍的に挿入されている。私達日本人が髑髏に抱いている幻影としてのスカルではない。
 
それは死の暗示で あると同時に、復活による死の打倒と言う約束の暗示でもあったと言う。
 
が、そう言う難しい背景は余り関係ない。
 
私が見たかったのは天使の翼の部分。向かって右の 片翼。これが空間に溶け込んでとても美しい。
 
この技巧は正に神業だ。
 
近寄ってまじまじと眺める。
 
タッチが生きている様だ。
 
精緻な観察力と熟練した職人技で、この世のものではない存在感が表現されている。

 

 

ヤン・アントン・フォン・デル・バーレン「花環で飾られた石造りのニッチの聖体顕示台」

 

 

こちらは宗教的静物画である。17-18世紀の王候貴族のコレクションでは宗教的静物画はとても重要なものだった。
 
作者のファン・デル・バーデンはレオポルド・ヴェルヘルムの宮廷付司祭で、当然論考や象徴性の深さは巷の絵描きの非ではない。
 
ともすれば鼻白む様な図像解釈学を嘲笑うかの様に簡潔で優雅でもある。
 
特に構図の切り方が潔く、一緒に展覧された「御公現の寓意」は均衡と不均衡のバランスがすごい。
 
「花環で飾られた石造りのニッチの聖体顕示台」は恐らく誰が見ても美しいと感じる。
 
何故だろう。
 
神を飾る事への無欲な心が美しいのかも知れない。

 

 

 

 

そう言えば、
 
地震の翌日、恐る恐るアトリエに入った。
 
木炭で当たり始めていた春のパネルの上に、天窓が落下していた。
 
絵の具はガラス瓶に入れたものが全滅。ほぼ三分の二を失った。
 
中には学生時代に購入した天然の群録、含金の黒など入手不可の絵の具もあった。
 
不と見上げると、本棚の上に置いた神棚が目に入った。
 
カオスの様なアトリエの中で微動もせず、
 
神様はそこに在った。
 
 
 

 
 
 
神様とは関係ありませんが、
 
館内レストラン<ピエール・ミュゼ>では展覧会に合わせてメニューが代わります。
 
今回は
 
前菜 サーモンマリネとウイキョウマリネのサラダ 
 メイン 肉料理カトッフェル・グーラッシュ
    パン・デザート・ドリンク
 
¥2800
 
次回はノルトラン・ヴェストファーレン州立美術館なんですが、
 
ザワクラフトとジャガイモだな。きっと。
 
 
 

 
 
兵庫県立美術館
 
 
 
 

 ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展 /   図録 値段は忘れました。
 
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2009年4月11日 - 6月14日  青森県立美術館
 
 
これまた素晴らしい美術館です。設計は青木淳氏。
 
 



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